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  • 執筆者の写真Hisada Art Industry

坪庭に大文字草が植栽されました

弊サロンの奥の個室からは150年以上の歴史を持つ坪庭がご覧いただけます。この庭を管理してくださっているのは井上修造園さん。観光名所、様々な施設や個人宅の作庭のほか、身近に自然や四季を感じてもらいたいとオリジナルの寄せ植え「みやび盆栽」を考案され、各地で講座やワークショップを開催されています。


先週、井上修造園さんが弊サロンの坪庭に大文字草(ユキノシタ科ユキノシタ属)を植栽してくださいました。大文字草をご存知ですか?日本庭園ではよく見掛けるのですが、湿った岩場などを好み、切れ込みの入った丸い葉とチラチラした小さなかわいい花が特長の植物です。その花が漢字の「大」に似ているため、この名が付いたそうですが、現在は品種改良も進み、多種多様な大文字草があるそうです。 新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年と今年の五山送り火は点火の数が大幅に削減され、簡易なデザインとなってしまいました。そこで2年連続、従来の送り火を見ることができなかった京都の人たちにお花の「大文字」を愛でていただきたいという気持ちを込めて選んでくださったとのこと。大文字草の中でも波山・紅輪・伊予白翠・河津紅・紅可憐・桃白波の6品種が植っています。


大文字草の開花時期は7〜10月で品種によって異なります。ちょうど今かわいいお花を咲かせてくれている品種もありますので、サロンにお越しの際はぜひ奥の坪庭を覗いてみてくださいね。ぜひ風流な秋の「大文字」をご堪能ください。


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